安定型次亜塩素酸ナトリウムはアルコールや次亜塩素酸水と何が違うの?

安定型次亜塩素酸ナトリウムは、アルコールや次亜塩素酸水など従来の除菌剤のデメリットをカバーした新しい除菌・消臭剤です。ここでは、安定型次亜塩素酸ナトリウムの特徴と、アルコールや次亜塩素酸水との違いを解説します。

安定型次亜塩素酸ナトリウムとは

安定型次亜塩素酸ナトリウムは、厚生労働省が認可している次亜塩素酸ナトリウムのみを使用し、保存料や添加物を加えることなく特殊な製法で安定化させた弱アルカリ性の化学物質です。除菌や抗菌、消臭、防臭などさまざまな効果を持ち、菌やウイルスを瞬時に不活化します。また、作用後に残るのは酸素と水と極微量の塩化ナトリウムで環境にも優しい成分です。

安定型次亜塩素酸ナトリウムとアルコールの違い

消毒および除菌アイテムとして広く普及しているアルコール製品は、インフルエンザや風邪などのエンベロープウイルスのみ有効です。しかしノロウイルスをはじめ、アルコールでは除菌できないノンエンベロープの強いウイルスも存在します。

また、アルコールには引火性があるため消防法により濃度60%以上は空間噴霧、空気感染予防などに使用できません。そして頻繁に使用すると手荒れやアレルギーなどの肌トラブルにつながる、噴射した物の材質によっては劣化や変色するなどの問題も。さらに、犬や猫などの動物はアルコールの主成分であるエタノールを分解できないため、ペットのいるご家庭での使用は注意が必要です。

安定型次亜塩素酸ナトリウムはアルコール除菌では防ぎきれない菌やウイルスも幅広く除菌できます。作用後は水と酸素と極微量の塩化ナトリウムになるため、安全性が高く、環境にも優しい製品です。

安定型次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水の違い

次亜塩素酸水は厚生労働省から食品添加物として認可されている成分で、幅広い菌やウイルスを除菌できます。殺菌力が高いためテーブルやドアノブの除菌には効果的です。ただし、次亜塩素酸は科学的に不安定な物質で、有機物と接触が無くても酸素原子を放出して分解してしまう特性があるため、使用期限が短くなっています。

そのため、製品によっては使用方法や有効濃度、使用期限の表示があいまいであることが問題となっています。また、使用方法や濃度が適切でないと、毒性ガスの発生や金属腐食・漂白などのトラブルにつながるおそれもあります。

一方、安定型次亜塩素酸ナトリウムは特殊な製法により成分を安定させているため、1年後も有効塩素濃度の低下が10%未満で長期間の保存や使用が可能です。すぐに除菌効果を発揮し安全性も高く幅広い範囲に使えるため、コストパフォーマンスが高いといえます。

以下、弊社製品VirusBullの試験結果一部掲載

 

安定型次亜塩素酸ナトリウムのデメリットは?

ほぼ全てのウィルスに有効な安定型次亜塩素酸ナトリウムですがデメリットはあります。それは医薬品、医薬部外品としての認可を受けていないことです。実や認可を受けないと、エビデンスがあっても、人体(手指)に使うことは認めませんなど、定められたルールの中で販売する必要があります。アルコールなど既存製品と比較して素晴らしいエビデンスがあっても販売の幅に差が出る、これがデメリットです。

信頼のおけるメーカーは、人体への影響や性能試験を専門機関で受けてエビデンスを取っています。そして、病院や国際航空内、鉄道客車両をはじめとする人が沢山集まる場所で長年問題なく使われている実績があります。VirusBullは第三者機関にて試験を行っており開示もしています。

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