心と身体がリラックスするアロマと嗅覚のメカニズムとは?

嗅覚は人間の本能に訴えかけると言われます。例えば、ある香りを嗅いだ時に懐かしいと思ったり、ふわっといい香りがした店内で「こちらはどの商品ですか?」、と思わず質問した経験がある方は少なくないと思います。香りで癒される、ストレスを感じるように、その作用には即効性があり記憶や情動に直接結びついています。

筆者はブログを書く時にevha terattocoの「MINTY」を愛用しているのですが、片手でクルクルお肌に塗った瞬間に集中力が戻るので、皆さまに「なぜそうなるのか」をお伝えします。心地よいと感じる香りで心や身体の不調を和らげるアロマテラピー(日本語で香り療法)と嗅覚のメカニズムを簡単にまとめました。「なぜアロマでリラックスできるの?」と気になったお客様は良かったらご覧くださいね。

アロマテラピーとは?

アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使い、心や身体の不調を穏やかに回復し、健康や美容、生活の質の向上に役立てる自然療法です。

アロマテラピーに使用する精油(エッセンシャルオイル)とは

精油とは、植物の花、葉、果皮、樹皮、等から成分を抽出し、濃縮したもので、純度100%の天然成分を精油(エッセンシャルオイル=アロマオイル)と呼びます。精油は「鼻」「肺」「肌」の吸収経路で生理・薬理作用を発揮します。香水や天然成分に似せて人工的に作られたものは、科学的に合成されたもので精油とは分子の構造が違うのでアロマテラピーには使用しません。また精油でも品質を見極めることが大切です。

アロマテラピーと嗅覚のメカニズム

「気持ちが穏やかになる」「集中力が高まる」「イライラが治まる」など、香りで気持ちが変化した経験はありませんか?アロマテラピーとは日本語で“香り療法”といい、植物が持つ香りや成分を使ってリラックス効果や美容効果が得られるものです。では、香りはどのようにして私達の身体に作用するのでしょうか?

香りが体内へ作用するルートは、「鼻」「肺」「肌」の3つ。最速で香りが体内へ作用するのは嗅覚です。嗅覚は、香りの分子が鼻の奥で嗅覚受容体に結合した瞬間に神経インパルスが発生し、瞬時に脳(視床下部、大脳皮質)に到達します。直接に本能に働きかけることが、香りが即効性と結びついている大きな理由です。視床下部は自律神経系やホルモンなどの内分泌系の調整が行われます。また、大脳皮質は痛みや不快感等の情報を発生します。つまり嗅覚は、不調を発生させる場所にダイレクトに影響します。そこで香りの力を利用して不調を健康に戻す助けとなるのがアロマテラピーです。

アロマテラピーは生活に潤いをもたらすもの

近年、健康維持やリラックスの為に香りの力を用いることが一般的となってきました。香りが健康に良い影響与えることが科学的に証明されてきており、今後の応用が期待されています。自分で香りをブレンドするのは難しそう……と感じる方は、プロによってブレンドされたものから好きな香りを選んでみては。よりお悩みや目的にフィットしやすく確かな作用を期待できます。アロマテラピーは民間療法です。使用上の注意を守り、美容や健康、生活の質を向上させるものとして利用してみてはいかがでしょうか。きっと穏やかな時間を過ごせるはずです…。

お読みいただきありがとうございます。

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