春は眠い…睡眠をとっているはずなのにすっきり起きられないのはなぜでしょう。そう感じたことはありませんか?春は年度替わりの行事で忙しく、睡眠不足になりやすいことが考えられます。さらに、眠りを誘うホルモン「メロトニン」が関係して春はゆっくり眠れなくなり、睡眠不足になることが考えられます。また花粉症の方は、薬の副作用で眠気を誘発することも。夏目漱石も「草枕」で「春は眠くなる。猫はネズミを捕る事を忘れ、人は借金がある事を忘れる..」と述べていることから古今を通じて共通の認識であることも分かります。
そこで近年、不眠やストレスの解消、疲労の緩和に取り入れられているアロマテラピーに注目。最近寝起きが良くない方は良かったらご覧くださいね。
※メラトニンとは、「睡眠を誘発する睡眠ホルモン」脳内の松果体から分泌されるホルモンで、季節のリズムや概日リズム(サーカディアンリズム)の調節作用をもつ。
不眠や緊張の緩和に役立つ香り
アロマテラピーは日本語で「芳香療法」と言い、香りには「リラックスする」「集中力が高まる」「明るい気分になる」といった作用が知られています。例えば、ストレスや眠れない時は、ラベンダー、ジャスミン、カモミール(カモミールティー)が効果的。その他、リラックス作用がある香りの中で自分が心地よいと感じるものを選ぶことがおすすめです。
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眠る前は芳香浴がおすすめ
アロマテラピーの方法はいくつかあります。室内でほのかに香りを漂わせる芳香浴、肌から体内に成分を取り入れるオイルマッサージ、浴槽に数滴垂らすアロマバス等です。筆者の経験上、強めの香りは嗅覚も疲労するので、就寝前はほのかに香る芳香浴やアロマバスがおすすめです。
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春に眠くなる根拠は沢山あるようです。アロマテラピーも効果的ですが、一番はしっかり睡眠時間を確保して明日も素敵な一日をお過ごしくださいね。
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